杣添尾根で南八ヶ岳の横岳に登る!(日帰り登山・長野県)

日帰り登山へGO! > 長野県の山 > 横岳(南八ヶ岳) 杣添尾根で往復!

・・・・・・・・・


八ヶ岳 minami-yatugatake 横岳 yoko-dake 標高2829m 八ヶ岳連峰中2番目に高い山
駐車場から山頂まで約4時間 長野県南佐久郡南牧村/茅野市 地図リンク→ 地理院地図
よこだけ。南八ヶ岳の一峰。南北に連なる八ヶ岳連峰中の赤岳と硫黄岳の中間に位置し、八ヶ岳の最高峰である赤岳に次ぐ標高をもつ。。山頂部は南北に長く、南側から二十三夜峰・日ノ岳・鉾岳・石尊峰・三叉峰・主峰(奥の院)・最北峰の7つの小岩峰が連なる。高山植物で希少種のツクモグサが生息する(開花時期6月頃)。北八ヶ岳のほうにも同名の山があるが、そちらのほうは、通称、北横岳と呼ばれる。
中央自動車道須玉→国道141(佐久甲州街道)を佐久方面へ→清里を過ぎ、野辺山の辺りに来たら、もうそろそろ左写真の案内看板(「八ヶ岳高原」「八ヶ岳高原ロッジ」と書かれた、青い鳥の絵が目印の看板)が左に見えてきます。そこを八ヶ岳高原ロッジ方面に左折。→以後、案内看板に従い八ヶ岳高原ロッジを目指す。→やがて、八ヶ岳高原ロッジの看板が右手に見えてきます(八ヶ岳高原ロッジの入口)が、そのまま通過。すぐに、右へと曲るカーブに差し掛かります。そのカーブのところを左折。→別荘地の中を道なりに真っ直ぐ進む。→T字路に突き当たったら右折。→左側に登山口が見え、ほんのもう少し先へ進むと右側に駐車場。車7、8台分。トイレ無し。 地図リンク→ グーグル地図

・・・・・・・・・

2009.7.蓮始開


登山口

[登山道入口(杣添尾根)]と書かれた道標・登山届ポストがあります。






登山口からは、しばらくの間、別荘地内の富士見遊歩道を進みます。樹林の中の笹藪が生い茂る道で、途中、アスファルト道を5回程横切ります。そのあと富士見岩との分岐にさしかかりますが、そこは道標の指し示す「八ヶ岳登山道 杣添尾根」方面へ進みます。
杣添尾根方面へ進んで行くと、やがて沢が見えてきて、その先にあるコンクリートの堰に到着。この堰を渡ります。登山口からここまで約30分。

③堰から5分ほど歩くと南八ヶ岳林道に出ます。ちょうど正面には、あずまや風の資材置き場が見えます。
この資材置き場の左方面に大きな案内図板(治山事業案内図で、登山用の案内図ではありません。)と
「横岳」を指し示す道標があり、そこから再び山中へと入って行きます(杣添尾根に突入)。南八ヶ岳林道
から5分程で小さな沢にぶつかり、その沢を渡ると、段々と傾斜がついてきます。この先、三叉峰直下の
ハイマツ帯に出るまで延々と樹林帯の中を登っていきます。途中、2箇所位、木々の隙間からチラッとだけ、
金峰山や富士山が見えますが、他は全く展望無く、ただただ登るのみの登山道。カモシカとも遭遇したが、
カメラを向けたら逃げた。南八ヶ岳林道から三叉峰直下のハイマツ帯に出るまで約3時間。











登山道口から延々と森林の中を登り続け、やっと視界が開ける!浅間山~奥秩父~富士山まで、
八ヶ岳の東面約180度を見渡せます。ちょうど、同じくらいの高さの所に、赤岳天望荘が見えます。




ハイマツ帯を30分ほど登って三叉峰(さんじゃほう)に到着。
標高2825m。展望良いです!
[赤岳/硫黄岳/杣添尾根]分岐点。
横岳の山頂へは硫黄岳方面へ(ここから横岳山頂まで約10分)

(三叉峰に至までのハイマツ帯中、散る寸前のキバナシャクナゲが少しだけ咲き残っていました。)

⑥三叉峰から横岳山頂を望む。八ヶ岳縦走路でもあるこの稜線上を進む。この辺り、花が
たくさん咲いていました。しかし満開の時期は少々過ぎていた模様。枯れている花もちらほら。それでも散らずに残って
いる花がまだまだありました。横岳山頂の手前で小さいハシゴ2つ登ると山頂。
(強風時など注意!)
横岳山頂! 標高2829m
360度展望!良い眺め!

山頂に八ヶ岳縦走路が通る。
このまま北へ向かうと硫黄岳。

参照「硫黄岳から見た横岳」

下山は往路を戻りました。

山座同定

横岳
からの眺望


写真クリックで拡大

拡大された写真を
クリックすると 
さらに拡大します

         →

国師ヶ岳・金峰山から富士山方面を望む!

正面に赤岳! 南アルプス(赤石山脈)・中央アルプス(木曽山脈)・諏訪湖・蓼科山など

正面に硫黄岳。蓼科山・浅間山から秩父山地。

登山ルート   行き=約4時間   帰り=2時間40分

登山口 登山届けポスト・富士見遊歩道の案内板・登山道入口(杣添尾根)と書かれた道標があります。
↓約15分 別荘地内の樹林の中の道を進む。
[八ヶ岳登山道杣添尾根/富士見岩/海の口自然郷富士見地区]分岐点
↓約10分 途中、海の口自然郷杣添地区への分岐があるが、八ヶ岳登山道杣添尾根方面へ。

↓約5分 堰の上を渡る。
南八ヶ岳林道に出る(あずま屋風の資材置き場が正面に見える。その、あずま屋の左方面に登山口。)
↓約3時間 少し進んで小さい小川を渡る。その辺りから段々と急な登りとなってくる。樹林の中、延々と続く登り道。
ハイマツ帯に出る 三叉峰直下。やっと展望が開けます。
↓約20分
三叉峰 標高2825m [赤岳/硫黄岳/杣添尾根]分岐点  展望良し!
↓約10分 八ヶ岳の稜線上(八ヶ岳縦走路)を北へ。高山植物がたくさん咲いている。
横岳山頂! 標高2829m 展望良し!  八ヶ岳縦走路中にある。
↓約10分 来た道を戻る。
三叉峰
↓約15分 来た道を戻る。
樹林帯に入る(ハイマツ帯終わり)
↓約1時間55分 来た道を戻る。
南八ヶ岳林道に出る(あずま屋の資材置き場があるところ)
↓約3分 来た道を戻る。

↓約20分 来た道を戻る。途中にある分岐で下りる方向間違えないように。富士見地区の方へ下ります。
駐車場に到着!

ツクモグサの開花時期はもう終わっているので、空いてるかなと思って来て見たのですが、駐車場は朝5時30分で2台分位のスペースしか残っていない。ギリギリセーフ!杣添尾根から登る人、意外にいるんだなあ。今回も道中にカモシカがいました。よく、カモシカは逃げないなんて聞きますが、私は、いつもカモシカにすぐ逃げられてしまいます。いったい、私の何が気に入らないのだ!山頂からの展望は、7月にもかかわらず、意外と遠方が望めました。雲の切れ間から飛騨山脈(北アルプス)の山もちらほらと見えました。山頂部の稜線上の高山植物も、まだまだ咲き残っていて良かった。2009.7.

日帰り登山トップ  帰りは海ノ口温泉に寄ってみた  山小屋を通過しなかったので山バッジ買えなかった

八ヶ岳最高峰赤岳のページ   その他の八ヶ岳の峰々 編笠山 ・ 権現岳 ・ 硫黄岳 ・ 天狗岳


日本百名山
深田久弥
楽天市場

amazon

・・・・・・・・




・・・・・・・・