硫黄岳(南八ヶ岳の一峰)へ日帰り登山! 桜平から夏沢鉱泉、オーレン小屋経由〈長野県〉

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八ヶ岳 硫黄岳iou-dake 標高2760m 南八ヶ岳最北端の峰
駐車場から山頂まで約3時間30分 長野県茅野市/南佐久郡南牧みなみまき村 国土地理院地図
いおうだけ。八ヶ岳の一峰で、そのうちの南八ヶ岳の最北の山(八ヶ岳は幾つもの連峰からなり、その中央に位置する夏沢峠を境に北八ヶ岳と南八ヶ岳に分けられる)。山頂は平坦で広く、周囲を360度見渡せる砂礫地となっているが、その北東側は爆裂火口が侵食されて出来た高さ300mにもおよぶ断崖絶壁となっている。この崖下、火口底となる辺りに秘湯として知られる本沢温泉がある。かつてはここで硫黄の採掘が行われていた。山頂部から南側の硫黄岳山荘の辺りは八ヶ岳キバナシャクナゲ自生地となっており、付近は多くの高山植物が群生する。
中央自動車道諏訪南→I.C.下りたら左折→[中新田南]信号を左折して地方道17に入り北上→[南大塩]信号を右折→尖石遺跡、三井の森を通り過ぎ、どんどん進んでいくとやがて砂利道となり、Y字路に当たります。そこを右の方へ進む(Y字路の、ちょうど道が二股に分かれる部分に案内看板アリ。ここを左に進むと唐沢鉱泉に至る。右に進むと桜平・夏沢鉱泉方面)。→林道を奥へ奥へと進んで行くとやがて桜平。ゲート付近に駐車スペース。約150m先に広めの駐車場。トイレは無し。 グーグル地図

2009.4.葭始生



ゲート周辺に駐車スペースあり。
左写真の赤矢印の方へ約150m進んだ所に広めの駐車場があります。
トイレ無し。

桜平のゲートを抜け林道を下りて行き、沢を渡ったところから登りとなります。
始め、しばらく急坂。夏沢鉱泉まで沢と滝沿いの林道歩き。

桜平から夏沢鉱泉まで約40











夏沢鉱泉

林道歩きはここまで。
この先から山道歩きです。

夏沢鉱泉公式サイト

この後もしばらく沢沿いの道。夏沢鉱泉からオーレン小屋まで約1時間。







小屋正面の木の橋を渡って硫黄岳へ向かう。
〔箕冠山みかぶりやま・天狗岳/夏沢峠/硫黄岳・峰の松目/夏沢鉱泉・桜平〕分岐点

オーレン小屋公式ホームページ


硫黄岳と赤岩ノ頭の尾根上の鞍部。
〔硫黄岳/赤岳鉱泉・美濃戸/オーレン小屋・夏沢鉱泉〕分岐点

この地点からは横岳・赤岳が目の前に、北アルプス・北八ヶ岳方面なども広く見渡せ、麓にはオーレン小屋も見えます
硫黄岳山頂! 標高2760m 
360度展望! 山頂は平坦で広く、その中央に山頂標が立っています。そして、その西端に御料局三角点(3等)があります。
山頂標はこの地点に立っているのですが、地形図上の山頂2760m標高点は、ここからもう少し東へ行った、火口縁上にあります。国土地理院の三角点は、そこからもっと先、火口縁東端の崖上にあります(未確認)。山頂部の北東面は爆裂火口跡の火口壁が侵食され、その下は深く切れ落ちています。断崖絶壁となっているので注意!
〔横岳・赤岳/夏沢峠・天狗岳/赤岩鉱泉・美濃戸〕分岐点
硫黄岳山頂からの展望  山座同定
 写真クリックで拡大します  拡大された写真をクリックするとさらに拡大します

御料局三角点のある辺りからの展望

広い山頂の北側、火口壁辺りからの展望











八ヶ岳はこの夏沢峠を境に北八ヶ岳と南八ヶ岳に分けられる。
夏沢峠は〔オーレン小屋・夏沢鉱泉/根石岳・天狗岳/本沢温泉/硫黄岳〕の分岐点となっている。

ヒュッテ夏沢と山彦荘があるのですが、この度はまだ営業していませんでした。バッジあるのかなあ。






夏沢峠から硫黄岳を仰ぐ

ヒュッテ夏沢 八ヶ岳観光協会ホームページ   山びこ荘公式ホームページ

夏沢峠からは、道標の指し示すオーレン小屋・夏沢鉱泉方面へ向かって樹林の中の道を下っていきます。約20分でオーレン小屋に到着。


今回はオーレン小屋で山バッジを購入。¥500でした。

オーレン小屋からは朝辿ってきた道を戻ります。
ここから夏沢鉱泉まで約35分。
夏沢鉱泉から桜平まで約35分。

登山ルート  行き=3時間30分  帰り=2時間10分

桜平 
↓約40分 林道歩き
夏沢鉱泉 通年営業 東屋、案内図板アリ。 林道歩きはここまで。
↓約1時間
オーレン小屋 〔箕冠山みかぶりやま・天狗岳/夏沢峠/硫黄岳・峰の松目/夏沢鉱泉〕分岐点
↓約1時間15分 小屋正面に架かる木の橋を渡って硫黄岳方面へ向かう
赤岩ノ頭と硫黄岳の鞍部 〔硫黄岳/赤岩鉱泉・美濃戸/オーレン小屋・夏沢鉱泉〕分岐点
↓約35分
硫黄岳山頂! 2760m  山頂はだだっ広い!しかし北東側は断崖絶壁なので注意!道標となる大きなケルンが幾つか立っている。
山頂部の東端、火口壁上2742.1mのところに国土地理院の3等三角点(未確認)。西端に御料局の3等三角点(写真アリ)。

〔横岳・赤岳/夏沢峠・天狗岳/赤岩鉱泉・美濃戸〕分岐点
↓約40分 
夏沢峠 ヒュッテ夏沢(旧、こまくさ荘)、山彦荘がある。
〔オーレン小屋・夏沢鉱泉/根石岳・天狗岳/本沢温泉/硫黄岳〕分岐点
↓約20分
オーレン小屋 
↓約35分 ここからは、朝通ってきた道を戻る。
夏沢鉱泉 
↓約35分
桜平 

朝、桜平にカモシカがいた!写真撮りたかったのにスグに行ってしまった。
山頂からの展望は良かった!しかし、だだっ広いので、麓の方の景色を見るには、それぞれの方角のほうへ移動しなければならない。ざっくりと切れ落ちた大きな爆裂火口跡もなかなか迫力がありました。のんびりと山岳風景を眺めながら食事でもとりたかったのですが、山頂は御多分にもれず風が強く、写真を撮って、ちょっと休憩しているうちに寒くなってきたので下山。もっと暖かくなれば、高山植物も楽しめる山です。 2009.4.

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夏沢峠から本沢温泉方面へ下りる場合はこちらのページ参照


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