日帰り登山へGO!Ⅱ > 長野県の山 > 硫黄岳
(桜平~夏沢鉱泉~オーレン小屋~硫黄岳~夏沢峠~オーレン小屋~夏沢鉱泉~桜平)周回
【南八ヶ岳】 硫黄岳iou-dake 標高2760m 南八ヶ岳最北端の峰 | |
駐車場から山頂まで約3時間30分 | 長野県茅野市/南佐久郡南牧みなみまき村 地理院地図 |
いおうだけ。八ヶ岳の一峰で、そのうちの南八ヶ岳の最北の山(八ヶ岳は幾つもの連峰からなり、その中央に位置する夏沢峠を境に北八ヶ岳と南八ヶ岳に分けられる)。山頂は平坦で広く、周囲を360度見渡せる砂礫地となっているが、その北東側は爆裂火口が侵食されて出来た高さ300mにもおよぶ断崖絶壁となっている。この崖下、火口底となる辺りに秘湯として知られる本沢温泉がある。かつてはここで硫黄の採掘が行われていた。山頂部から南側の硫黄岳山荘の辺りは八ヶ岳キバナシャクナゲ自生地となっており、付近は多くの高山植物が群生する。 | |
道が変わったのかな?(行き方を訂正) 中央自動車道諏訪→料金所を出たら信号を右折し国道20を少し南下。「白樺湖・蓼科・茅野市街」方面への道路標識が見えてくるので、白樺湖・蓼科・茅野市街方面へ入る(国道20の側道)。→[新井]信号を左折し国道152へ入る(白樺湖・蓼科・茅野市街方面へ)→しばらく国道152を進む(白樺湖・蓼科・ビーナスライン方面へ)→白樺湖・蓼科・ビーナスライン方面への分岐([御座石神社]信号)に来る。ここはビーナスラインへ入らず、そのまま国道152を直進(上田・佐久穂方面)。→この辺りから国道152と国道299が重複する国道になっている。→[福沢工業団地入口]信号を右折し、尖石遺跡方面へ。→[南大塩]信号をそのまま直進→尖石温泉、尖石遺跡、三井の森を通り過ぎ、どんどん進んで行くと、やがて唐沢鉱泉と夏沢鉱泉の分岐(Y字路)に当たります(案内看板アリ。ここを左に進むと唐沢鉱泉。右に進むと桜平・夏沢鉱泉)。→右の方へ。林道を奥へ奥へと進んで行くとやがて桜平。ゲート付近に駐車スペース。約150m先に広めの駐車場。トイレは無し。 グーグルマップ |
2009.4.葭始生
①桜平 ゲート周辺に駐車スペースあり。トイレ無し。 (写真の赤矢印の方へ約150m進んだ所に広めの駐車場があります) |
桜平のゲートを抜け林道を下りて行き、沢を渡ったところから登りとなります。始め、しばらく急坂。
②夏沢鉱泉まで沢と滝沿いの林道歩き。桜平から夏沢鉱泉まで約40分 |
③夏沢鉱泉が見えてきた。 ④夏沢鉱泉 林道歩きはここまで。 ここから先は山道歩きです。 |
夏沢鉱泉公式サイト 【外部リンク】
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この後もしばらく沢沿いの道。夏沢鉱泉からオーレン小屋まで約1時間。
オーレン小屋公式ホームページ 【外部リンク】
⑥硫黄岳と赤岩ノ頭の尾根上の鞍部 〔硫黄岳/赤岳鉱泉・美濃戸/オーレン小屋・夏沢鉱泉〕分岐 この地点からは横岳・赤岳が目の前に、 北アルプス・北八ヶ岳方面なども広く見渡せ、 麓にはオーレン小屋も見えます |
⑦▲硫黄岳山頂!標高2760m 360度展望! 山頂は平坦で広く、その中央に山頂標が立っています。 そして、その西端に御料局三角点(3等)があります。 〔横岳・赤岳/夏沢峠・天狗岳/赤岩鉱泉・美濃戸〕分岐 オーレン小屋から約1時間50分で到着 |
地形図上の山頂2760m標高点は、山頂標の立っているこの地点からもう少し東へ行った、火口縁上にあります。国土地理院の三角点は、そこからもっと先、火口縁東端の崖上にあります(未確認)。山頂部の北東面は爆裂火口跡の火口壁が侵食され、その下は深く切れ落ちています。断崖絶壁となっているので注意!
下山は夏沢峠を経由してオーレン小屋へ下りました。
⑧夏沢峠へ向かって下りる。 (八ヶ岳はこの夏沢峠を境に北八ヶ岳と南八ヶ岳に分けられる) |
⑨ 夏 沢 峠 に 到 着 |
〔オーレン小屋・夏沢鉱泉/根石岳・天狗岳/本沢温泉/硫黄岳〕分岐 ヒュッテ夏沢と山びこ荘があるのですが、この度はまだ営業していませんでした。 バッジあるのかなあ。 硫黄岳山頂からここまで約40分 |
ヒュッテ夏沢 八ヶ岳観光協会ホームページ 【外部リンク】
山びこ荘公式ホームページ 【外部リンク】
夏沢峠からは、道標の指し示す「オーレン小屋・夏沢鉱泉」方面へ向かって樹林帯の中の道を下っていきます。約20分でオーレン小屋に到着。
⑩今回はオーレン小屋で山バッジを購入。¥500でした。 |
オーレン小屋からは朝辿ってきた道を戻ります。
ここから夏沢鉱泉まで約35分。夏沢鉱泉から桜平まで約35分。
登山ルート
行き=3時間30分 帰り=2時間10分
桜平
↓約40分 林道歩き
夏沢鉱泉 通年営業 東屋、案内図板アリ。 林道歩きはここまで。
↓約1時間
オーレン小屋 〔箕冠山みかぶりやま・天狗岳/夏沢峠/硫黄岳・峰の松目/夏沢鉱泉〕分岐点
↓約1時間15分 小屋正面に架かる木の橋を渡って硫黄岳方面へ向かう
赤岩ノ頭と硫黄岳の鞍部 〔硫黄岳/赤岩鉱泉・美濃戸/オーレン小屋・夏沢鉱泉〕分岐点
↓約35分
▲硫黄岳山頂! 2760m 山頂はだだっ広い!しかし北東側は断崖絶壁なので注意!道標となる大きなケルンが幾つか立っている。
山頂部の東端、火口壁上2742.1mのところに国土地理院の3等三角点(未確認)。西端に御料局の3等三角点(写真アリ)。
〔横岳・赤岳/夏沢峠・天狗岳/赤岩鉱泉・美濃戸〕分岐点
↓約40分
夏沢峠 ヒュッテ夏沢(旧、こまくさ荘)、山彦荘がある。
〔オーレン小屋・夏沢鉱泉/根石岳・天狗岳/本沢温泉/硫黄岳〕分岐点
↓約20分
オーレン小屋
↓約35分 ここからは、朝通ってきた道を戻る。
夏沢鉱泉
↓約35分
桜平
朝、桜平にカモシカがいた!写真撮りたかったのにスグに行ってしまった。
山頂からの展望は良かった!しかし、だだっ広いので、麓の方の景色を見るには、それぞれの方角のほうへ移動しなければならない。ざっくりと切れ落ちた大きな爆裂火口跡もなかなか迫力がありました。のんびりと山岳風景を眺めながら食事でもとりたかったのですが、山頂は御多分にもれず風が強く、写真を撮って、ちょっと休憩しているうちに寒くなってきたので下山。もっと暖かくなれば、高山植物も楽しめる山です。 2009.4.
八ヶ岳の他の峰々 → 天狗岳 ・ 赤岳 ・ 権現岳 ・ 編笠山
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