京都へ行った! 牛若丸と天狗伝説の山、鞍馬山!

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鞍馬山 kurama-yama 標高584m (最高点は天狗杉の837.2m 天狗と牛若丸の伝説 鞍馬の火祭り
ℙから奥の院魔王殿まで約1時間 京都府左京区 地図リンク→ 国土地理院地図
くらまやま。京都御所の北方約10.5km、東は鞍馬川、西は貴船川にはさまれ、幾つもの峰からなる山地で最高点(837.2m)は鞍馬寺から北に約4km離れた地点にある天狗杉(花背峠の南西付近)。古生層からなる地質に老杉巨檜が生い茂り、植物は原生のものが多く、修行・信仰の山として名高い。山中南東斜面に座す鞍馬弘教の大本山=鞍馬寺の歴史は古く、宝亀元年(770)に鑑真和尚の高弟、鑑禎上人によって毘沙門天が祀られたのが始まりという。「平家物語」「義経記」によれば源義経(牛若丸)が幼少期に過ごした場所。天狗伝説もある神秘的な山です。清少納言の「枕草子」にも山中の九十九折坂(つづらおりざか)が「近うて遠きもの」として書かれている。鞍馬寺の鎮守社である由岐神社の「鞍馬の火祭り」も有名です。
東名高速道路→名神高速道路京都南→国道1を北上→堀川通り-鞍馬街道→叡山電鉄鞍馬駅の前に🅿(¥500) 地図リンク→ グーグル地図

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2007.9.




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大きな天狗の面の前に🅿

駐車料金¥500(2007年現在)

叡山電車ホームページ(鞍馬駅)











狛犬ではなく、トラ(阿吽の虎)がいます
 🐅狛犬のページ参照


水色矢印は歩いた道です

清少納言も牛若丸も歩いた道らしい。
私も歩こうっと!

(ケーブルカーもあります)

由岐神社へ向かう

由岐神社は天慶三年(940)に
鞍馬寺が御所から鎮守社として
勧請した神社です。
拝殿は豊臣秀頼によって
慶長12年(1607)に再建された
もので重要文化財。
有名な「鞍馬の火祭り」は
由岐神社の例祭で
毎年10月22日夜に行われます。













由岐神社公式ホームページ







由岐神社から九十九折坂(つづらおりざか)を登って洗心亭本殿金堂へと向かいます。
九十九折坂は清少納言の「枕草子」に「近うて遠きもの」として挙げられている坂道です

お茶所洗心亭は本殿金堂の手前にあり、ところ天・冷やしぜんざい・うす茶・冷やしあめ・おみやげなどを売っているので休憩に良いです。
(洗心亭に向かう手前にW.C.あり)

⑦ 鞍馬寺 本殿金堂
本殿の正面には「板石」があり、本殿後方より出土したもので平安時代より鞍馬寺に伝えられた如法写経会の経巻を埋納した経塚の蓋石です。
板石の下からは国宝となるものがたくさん出てきたらしい。

ちなみに本殿前のトラのこまいぬの所に「本殿金堂 標高410m、鞍馬山頂 570m」と標識があったのですが、結局、鞍馬山頂に行く道は見つけられませんでした。本殿の背後に見える山が570m峰だと思うのですが・・・。違うかも知れない。


⑧本殿正面の足下には不思議な幾何学模様。近くに立砂もありました。

⑨殿の脇にある
 石段を上がってゆく

⑩石段を上がると霊宝殿(鞍馬山博物館)があります。横には
  与謝野晶子の書斎、冬柏亭があります(杉並区荻窪にあったもの
  が移築された)。奥の院へは、さらに石段を上がっていきます。



殿














比叡山の山上部。
ガーデンミュージアムが見えました。
義経公息次ぎの水
(牛若丸=源義経が毎夜奥の院僧正ガ谷へ剣術の修行に通った時に喉をうるおしたという清水)背比べ石(遮那王と名のって十年余を鞍馬山で修行をしていた牛若丸が山をあとに奥州平泉の藤原秀衡の許に下る時に背を比べたといわれる石)を通過します。「背比べ石」の辺りが道中の最高点(標高約500m)らしい。

僧正ガ谷不動堂

この辺りで牛若丸が天狗僧正坊に剣術を習ったという。
不動堂の前にも不思議な幾何学模様。
そばには義経堂もあります。

不動堂の脇を抜けてさらに奥へと進みます。

本殿金堂から不動堂まで711m

不動堂から奥の院魔王殿まで241m、貴船まで806m

奥の院魔王殿
中は参拝道場となっていて長机と長椅子が並んで、お祈りしたり静かに休めるようになっています。
今回はここで往路を戻りました。

⑯鞍馬天狗太郎坊の住み家と
いわれた奥の院魔王殿の裏は、
石灰岩がごろごろとした中に
木が立ち並び、雰囲気がある。
天狗伝説も頷けます。

鞍馬寺公式ホームページ


鞍馬温泉公式ホームページ
鞍馬駅前の
駐車場にあった
案内板


写真クリックで

拡大します


👺

 鞍馬駅前の駐車場から車で数分の
 所に
くらま温泉峰麓湯ほうろくゆ
 1日ゆったりとできる日帰りコース
 ¥2500
 露天風呂のみ1回のコース
 ¥1100
など
 宿泊もできます
 (露天風呂のみ1回コースで入ったの
 ですが、まあまあかな。目の前の
 鞍馬山を仰ぎながら湯に疲れます。
 このコースだと休憩する所が無く、
 ちょっと値段が高い気がするが、
 1日鞍馬で過ごすなら、鞍馬山を
 散策した後のんびり過ごせる日帰り
 コースは良いと思う。)

ルート Pから奥の院魔王殿まで約1時間5分

🅿駐車場 叡山電鉄鞍馬駅の前にあります。駐車料金¥500 (近辺にも小さな駐車場が数ヶ所あり)
5分
鞍馬寺仁王門 (入山は9時~16時まで ¥200)
10分 途中に普明殿・ケーブル山門駅を経る
由岐神社
25分 九十九折坂を上がっていきます。坂を登りきるとお茶所洗心亭、その先に本殿金堂。
鞍馬寺本殿金堂 標高410m 本殿前は広い。展望あり。
5分
霊宝殿(鞍馬山博物館¥200)・冬柏亭(与謝野晶子の書斎) 
20分 義経公息次ぎの水→義経公背比べ石→木の根道→僧正ガ谷不動堂・義経堂を経る
奥の院魔王殿 からここまで約2km
↓ 往路を戻る
🅿駐車場

京都の山々は古くから歴史に登場してくるので、その歴史的背景を思いながら散策できるのが楽しい。鞍馬山は修験道場ということもあり、なにか神秘的な感じを彷彿とさせる山でした。今回は観光の延長で、たまたま鞍馬山を選んで、なんの下調べもせず登ったので鞍馬駅前のPから奥の院魔王殿までの往復だったのですが、奥の院魔王殿からさらに進み貴船神社まで行ってそこから叡山鉄道貴船口駅まで下り、電車に乗って鞍馬駅まで戻る(一駅です)というルートもとれたことを後で知る。最近、行き当たりばったりの旅より、きちんと調べてからの旅のほうが良いと切に思う。ちなみに、帰ってから調べてはみたのですが鞍馬山頂570m地点?に入れるのかどうか分からず。国土地理院の地形図を見てみると、鞍馬寺から北方へ延びる山稜の最奥にある鞍馬山の最高点へは道が通じているようです。(2007年9月)

日帰り登山トップ   鞍馬寺の狛犬

今回行った京都のその他の山☞愛宕山男山


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義経記
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枕草子
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一本下駄(L)
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調理場用の
下駄というのも
あります!
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👺一本下駄で鞍馬山登ってみたいな。