常念岳(日本百名山)へ日帰り登山! 一ノ沢登山口から往復 (長野県)

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( 一ノ沢登山口~常念乗越(常念小屋)~常念岳 ) 往復

常念岳 jounen-dake 標高2857m 日本百名山 地図リンク→ 国土地理院地図
駐車場から山頂まで約6時間 長野県安曇野市/松本市(旧、南安曇郡穂高町/堀金村/安曇村)
じょうねんだけ。安曇野の西に、南北に連なる常念山脈の主峰。北アルプス前衛の山で、槍ヶ岳の東に位置する。松本平から望む当山はピラミッド型の山容。古くは乗鞍岳と呼ばれていたが、常念坊という修験者が開山したということから、常念岳と呼ぶようになったと伝えられる。しかし、常念坊の伝説には内容の異なる諸説があり、山名の由来は定かでない。4月上旬から下旬にかけて前常念岳の東側に現れる雪形を常念坊と呼ぶ。日本に近代登山をもたらしたイギリス人宣教師W.ウェストンが明治27年(1894)夏に登頂している。山頂からは360度の展望。槍、穂高連峰が目前に広がり眺めが素晴らしい。中部山岳国立公園のうち。
長野自動車道安曇野→I.C.を下りると、信号があります。その信号をそのままず~っと直進(県道310)。→[柏矢町]信号を過ぎると正面に柏矢町駅が見えてきます。その駅前にあるロータリーに入る直前を左折。→道なりに進むと右カーブになり、踏み切りを渡ります。→そのまま真っ直ぐ道なりに進み、[柏原西]信号を通過。→[鵜川橋]信号を通過するとともに鵜川橋を渡ったらすぐ左折(常念岳登山口への案内板があります)。→あとは、道端に立っている常念岳登山口への案内板に従い進みます。→林道一ノ沢線に入り、しばらく進んで行くと道路の右側に下写真①の看板が立っているので、そこを左に入ると駐車場。車20台分位。トイレ無し。 地図リンク→ グーグル地図  ※豊科インターチェンジは2012年10月7日から安曇野インターチェンジと名称が変更されました。

2009.9.草露白


駐車場 ココに車を停めて林道一ノ沢線(舗装されています)を終点まで上がっていきます。

一ノ沢登山口 標高1300m
一ノ沢登山相談所公衆トイレ
あります。
[常念乗越(常念小屋)まで5.7km
/穂高駅から14.5km]
駐車場からここまで1.1km。約20分。
ここで登山届けを出して、
いざ、登山開始!
(タクシー、山小屋の送迎車は
ここまで入って来てくれます)


 ③一ノ沢登山口からの景色。
 辿ってきた道のほう(林道のほう)を振り返ると、
 山と山との間にちょうど富士山の頭の部分が
見えました。













15

山の神 標高1480m
[常念乗越5.2km/登山口0.5km]
木の鳥居と石祠があります。

大滝 標高1610m
[常念乗越3.6km/登山口2.1km]
そばに渓流が流れています。










45











30

烏帽子沢 標高1750m [常念乗越2.9km/登山口2.8km]
一の沢登山口と常念小屋のおおよそ中間の地点。
木の橋を渡って、もう少し先へ進むと常念岳が見えてきます。
少しずつ急斜になっていきます。












35

笠原沢 標高1900m
[常念乗越2.2km/登山口3.5km]
木の橋を渡る。
この辺りから先、
花がたくさん咲いていました。


胸突八丁 標高2090m
[常念乗越1.4km/登山口4.3km]
木の階段を登ってゆく。山の斜面を横切る感じの道で、
進行方向の左側は深い谷となっているので滑落注意。
この辺りも花がたくさん咲いていました。
この先、木の階段が断続的に現れます。
途中、落石注意の箇所あり。













45











35

標高2250m  水場はここが最後です。
[常念乗越1km/登山口4.7km]
常念乗越までもう一踏ん張り!あと、1時間ほど。
しかし、その先、山頂まではまだまだ頑張らなくてはならない。


常念乗越じょうねんのっこし 標高2466m  [常念岳/横通岳/一の沢登山口]分岐点
 常念岳と横通岳との間に南北に延びる広い尾根上、鞍部にあたる。尾根の西側に少し下がったところに常念小屋があります。
 一ノ沢登山口からここまで5.7km、駐車場から約4時間45分。ここから常念岳
頂上まで約1時間15分。
 (ここからの指導標には、山頂までの距離数が記されていませんでした。直線だと1km弱。登山道で1.3kmくらいかなあ。)
 常念小屋は、2009年の今年、90周年らしい。おめでとうございます。
 山バッジは2種類ありました(各¥500)。1つだけ購入。
 常念小屋の宿泊者以外は、テント場のほうのトイレを利用(チップ¥100)。

常念小屋ホームページ 【外部リンク】


常念小屋を俯瞰

 写真クリックで拡大 拡大された写真をクリックするとさらに拡大します
常念乗越から稜線上を南へ常念岳に向かって登る道中、振り返り、常念小屋を俯瞰。







[常念岳/三股/常念小屋]分岐
常念乗越から約1時間。山頂まであと約15分!
〈参考として〉
ここから前常念岳を経て三股の駐車場まで約4時間









 常念岳 標高2857m 360度展望!   小祠と展望図盤があります。
 山頂は狭いですが、その周辺の斜面の岩に座ってのんびり休憩できます。
常念岳からの眺望(山座同定)
 写真クリックで拡大   拡大された写真をクリックするとさらに拡大します
(山座同定) 槍・穂高連峰が、目の前に大きく広がる!

蝶ヶ岳~穂高岳~槍ヶ岳~大天井岳~横通岳

奥穂高岳・槍ヶ岳・大天井岳アップ!

~下山は往路を戻りました~





登山ルート
行き=6時間  返り=4時間

駐車場 車20台分位。トイレ無し。
↓約20分 (1.1km) アスファルト道を上って行く。
一ノ沢登山口 標高1300m
常念口一ノ沢山岳相談所・公衆トイレがあります。 タクシーだとここまで来てくれます。 ここから常念乗越まで5.7km。

↓約15分 (0.5km) 樹林帯の中。左下にチラッと沢が見える。
山の神 標高1480m  木の鳥居と石祠。ベンチあり。 常念乗越まであと5.2km。
↓約45分 (1.6km)  沢音を聴きながら先へ進むと河原に出ます。そこから沢沿いを進む。
王滝(大滝ベンチ) 標高1610m  水場あり  常念乗越まあとで3.6km。
↓約30分 (0.7km)  少しずつ急斜となってくる。
烏帽子沢 標高1750m  常念乗越まであと2.9km
↓約35分 (0.7km)  木の橋を渡る。常念岳の山頂部が遠くに見え始めてきます。
笠原沢 標高1900m  常念乗越まであと2.2km。
↓約45分 (0.8km)  この辺りから先、花がたくさん咲いていました。
胸突八丁 標高2090m 常念乗越まであと1.4km。
↓約35分 (0.4km)  木の階段を登った先、進行方向の左側は深い谷。この辺りも花多い。所々、木の階段。落石注意箇所アリ。
最終水場 標高2250m 水場の最終地点  常念乗越まであと1km。
↓約1時間 (1km) 再び樹林帯の中。途中、ベンチあり。常念乗越のすぐ手前まで樹林帯の中。
常念乗越 標高2466m [常念岳/横通岳/一ノ沢]分岐点  槍・穂高連峰の大パノラマ!  常念岳山頂まであと1.3kmくらいかな?
常念小屋 宿泊者以外はテント場のほうにトイレ(チップ¥100)  山バッジ2種類(各¥500)

↓約1時間  稜線上を南へと登ってゆきます。
三股分岐  [常念岳/三股/常念小屋]分岐点
↓約15分 もう少し!
常念岳山頂! 標高2857m 360度の展望!頂は狭い。小祠、展望図盤があります。
↓約10分 往路を戻る
三股分岐→約40分→常念乗越→約40分→最終水場→約15分→胸突八丁→約25分→笠原沢→約25分→烏帽子沢→約20分→王滝→約30分→山の神→約15分→一ノ沢登山口→約20分→駐車場に到着!


先月、常念岳登山のために安曇野まで行ったのですが、天気がいま一つだったので諦めて温泉・観光で帰る。日照時間が短くならないうちにと再訪。日の出とともに上り始める。笠原沢の辺りから、この時期なりの花がいっぱい咲いていました。山頂からの景色はと言うと、北アルプス主稜の峰々の展望は良かったのですが、その反対側の浅間山~八ヶ岳~南アルプス方面の眺めは、ガスっているのと雲が多いのと、それに加えて逆光ということで、はっきりとした展望が得られなかったのが残念。かろうじて一瞬、富士山が見えたのは良かった。久しぶりに長い歩行時間となるので気合を入れていったのですが、鳳凰山の時よりも若干、楽でした。とはいうものの、筋肉痛がすっかりとれるまで3、4日かかりました。(2009.9.)

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常念岳の山バッジ     隣りの蝶ヶ岳

近くの道の駅【外部リンク】
 ➔ 道の駅アルプス安曇野ほりがねの里