日帰り登山へGO!Ⅱ > 福島県、栃木県の山 > 帝釈山 (猿倉駐車場から往復)猿倉P→田代山→帝釈山
田代山 tashiro-yama 標高1926.6m 3等三角点
帝釈山 taisyaku-san 標高2059.9m 日本二百名山 |
2007年8月30日、尾瀬国立公園に! |
猿倉駐車場から田代山を経て帝釈山頂まで約3時間 地図リンク→ 地理院地図 | |
田代山:福島県南会津町(旧、舘岩村) 帝釈山:栃木県日光市(旧、栗山村)/福島県南会津町(旧、舘岩村)/檜枝岐村 | |
2007年8月に田代山、帝釈山ともに尾瀬国立公園に編入される。 田代山たしろやま:帝釈山脈の一峰。1971mの標高点から北東約700mにある1926.6mの三角点までの平坦な山上に、広々とした田代山湿原があり高山植物の宝庫。初夏は花に埋まる。西約2kmに帝釈山。 帝釈山たいしゃくさん:1等三角点のある山頂は細長い。展望良く、会津駒ケ岳をはじめ尾瀬の山々が一望できる。東約2kmに田代山。日本200名山の一つ。 |
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東北自動車道西那須野塩原→国道400→国道121→国道352→県道350→猿倉🅿 地図リンク→ グーグルマップ | |
東北自動車道宇都宮-日光宇都宮道路今市→国道121→地方道23→県道249→県道350林道田代山線(栗山舘岩線)→×現在通行止め→猿倉🅿 (2007年8月時点) |
2007.8.涼風至
国道352から県道350に入って真っすぐ進んで行くとやがて未舗装のジャリ道となります。この道を確か11kmくらい(道標あり)進むと、まず、トイレのある駐車場(猿倉北🅿)が右に見えてきて、そのまま更に道を進むと田代山登山口前の駐車場(猿倉南🅿)に着きます。駐車場は広いです。(猿倉南駐車場にはトイレがありません)
① 田 代 山 猿 倉 登 山 口 |
![]() 登山口に入って すぐのところに 沢があります。 それを渡ったら ひたすら樹林帯の中の道を 登っていきます。 (登山口から 田代山頂まで約2.0km) |
![]() ②小田代 猿倉登山口から1.5km、田代山頂手前500mの地点。 小さな湿原地帯です。この辺りから木道が敷かれています。 道の両脇には花がたくさん咲いていました。 田代山頂まではもう一のぼり。 |
![]() ③田代山の山上部に出ると広~い湿原が出現します (田代山湿原)。木道はこの広い湿原をグルっと 一周していて、一方通行となっています。 |
![]() ④弘法沼 |
![]() ⑤花の見ごろは6~7月ですが 8月でも小さな花が けっこう咲いていました。 でも、やっぱり6~7月にかけてが 一番良さそうです。 |
![]() ⑥▲田代山山頂 標高1926m [帝釈山/猿倉登山口/木賊温泉]分岐 ここから帝釈山まで2.5km 山頂標識が立っていますが、 1926.3m三角点(3等三角点・点名「田代山」は、 この地点から北東200mほどの登山道から外れたところに あります。見に行かなかったので分かりませんが、 もしかしたら湿原の中で入って行けないかもしれません。 そして田代山最高地点1971mは、 ここから帝釈山へ向かう途中にあります。 |
(田代山の三角点標高は、当時1926.3mだったのですが、測量方法の変更により、現在は1926.6mになっています。)
![]() ⑦帝釈山へ向かいます。 真っ直ぐ進んで樹林帯の中へ突入。 |
![]() ⑧湿原から、道標に従い帝釈山の方へ。 樹林の中に入って行くと 田代山避難小屋 (弘法大師堂)があります。 中を覗いてみると 弘法大師が祀られていた。 この避難小屋のそばにはW.C.もあります。 この辺りが田代山最高地点1971mです。 |
![]() ⑨避難小屋から 帝釈山までは、 一度下ってまた上る という具合です。 帝釈山頂手前辺りまで 登山道は樹林の中。 数箇所、道が ひどくぬかるんでいた。 |
![]() ⑩帝釈山山頂手前、 ちょっとした岩を登る。 この辺り展望開ける。 |
![]() ⑪帝釈山山頂! 標高2059.9m ◬2等三角点(基準点名「帝釈山」) 山頂はそんなに広くはない。 小岩が点在している。 |
⑫ 山 頂 か ら 西 方 を 望 む |
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帝 釈 山 か ら 燧 ヶ 岳 ま で 15 km |
⑬ 山 頂 か ら 北 西 に 会 津 駒 ケ 岳 |
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帝 釈 山 か ら 会 津 駒 ケ 岳 ま で 14 km |
⑭ 南 東 方 面 奥 に 高 原 山 |
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帝 釈 山 か ら 高 原 山 ま で 27 km |
⑮ 南 西 方 面 |
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日 光 白 根 山 ま で 21 km |
帝釈山の南方約23kmにある男体山は大きな雲にすっぽりと覆われ全く見えませんでした。
天気、空澄に恵まれれば尾瀬、奥鬼怒、日光連山、那須連峰、会津高原の雄大な眺望が可能。
![]() ⑯帝釈山から 田代山まで戻る |
![]() ⑰下山 |
オニヤンマ![]() 帝釈山頂ではアサギマダラ(チョウ)、 カラスアゲハ(チョウ)、そしてうるさいほど 多数のアキアカネ(トンボ)が飛んでいた。 |
道 中 の 花 々 |
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登山ルート Pから帝釈山まで行き3時間 返り2時間25分
猿倉登山口 🅿は広め。
↓約1時間15分 登山口に入るとすぐに沢があり、渡って上り。小田代まで樹間の道。道中、サルがこちらをうかがっていた。
小田代 小さな湿原地帯。この辺り木道。
↓約25分 田代山の山上付近までもうひとのぼり。
▲田代山山頂 標高1926mの標識が立っている。辺り一帯は広い湿原地。この湿原を木道がグルっと囲んでいて、一方通行となっている。
↓約10分 道標に従い帝釈山の方へ進む。途中、右側に田代山最高地点の1971m標高点。
田代山避難小屋(弘法大師堂) 避難小屋の中を覗くと弘法大師が祀られている。近くにW.C.あり。
↓約1時間10分 田代山と帝釈山の鞍部まで下りて、そこからまた上り。
◬帝釈山山頂 標高2059.9m 2等三角点 山頂は細長く、そんなに広くはないといった感じ。展望良!
↓約1時間 来た道を戻る
田代山避難小屋(弘法大師堂)
↓約25分 田代山頂部の湿原地帯の木道は一方通行なので、返りは南側の木道を周って小田代まで下山。
小田代
↓約1時間 来た道を戻る
猿倉登山口、🅿に到着!
先月、栃木県側の県道350から猿倉登山口に向かおうとしたら工事中で通行止めだったので、今度は福島県側から入る。田代湿原高山直物の花の見ごろ時期は過ぎてしまったけど、それでもいろいろな花が咲いていました。帝釈山頂からの展望もなかなか良かったです。空気の澄んだ季節にも来てみたい。(2007.8.)