日帰り登山へGO!Ⅱ > 福島県 > 燧ヶ岳 〔御池→俎嵓→柴安嵓→見晴→温泉小屋→御池(周回)〕
噴火警戒レベル対象外の火山であるが、活火山であることに留意
燧ケ岳の火山活動の状況➔気象庁ホームページ
燧ヶ岳hiuchi-ga-take 日本百名山 俎嵓に2等三角点 東北地方で一番高い山 (俎嵓manaita-gura 標高2346.2m ・ 柴安嵓shibayasu-gura 標高2356m) |
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Pから俎嵓を経て柴安嵓まで約3時間20分 | 福島県南会津郡檜枝岐村 地図リンク→ 国土地理院地図 |
ひうちがたけ。尾瀬沼の北にそびえる火山。山頂部分は俎嵓(まないたぐら)、柴安嵓(しばやすぐら)、赤ナグレ岳、ミノブチ岳の峰が西に開いた半円形をつくって並び、火口中央に御池岳。燧ヶ岳南麓の尾瀬沼、西麓の尾瀬ヶ原は燧ヶ岳の火山活動にともなって噴出した溶岩が只見川上流域の一部を堰き止めてできた。また、燧ヶ岳山麓には田代と呼ばれる湿原が多数見られる。燧ヶ岳の三角点は俎嵓に設置されているが、標高は柴安嵓のほうが10m高い。燧ケ岳は東北地方で標高が一番高い山でもある。俎嵓、柴安嵓両峰とも頂からは360度の展望が得られ、登山者も多く賑わう。尾瀬国立公園のうち。 | |
【グラ】燧ヶ岳(福島県)の俎嵓(まないたぐら)・柴安嵓(しばやすぐら)、大台ケ原(奈良県)の大蛇嵓(だいじゃぐら)などで記されている「嵓」。「嵓」=「嵒」「巌」で、「嵒」は「ガン」と読み、イワ、イワオ、がけ、石のがけ、険しい、危険、の意。本来「嵓」は「グラ」と読まない。 | |
東北自動車道西那須野塩原→国道400で塩原温泉方面へ→国道121で会津方面へ→国道352→延々と走り続けるとT字路に突き当たるので左折。そのままさらに国道352を走り続けると御池駐車場が見えてきます。(Pは有料¥1000/1回) 地図リンク→ グーグルマップ 駐車場に隣接する 山の駅 御池にトイレあり。 |
2008.8.涼風至
① 御 池 駐 車 場 |
![]() 標高約1500m。広~い駐車場です。 登山口は駐車場の中に入って一番奥に あります。トイレは駐車場の入口付近の 山の駅「御池」にあります。 ここから沼山峠休憩所までバスも出ています。 |
駐車場入口 の所にある 案内図板より 写真クリックで 拡大します ↓ ![]() |
駐車場のそばに御池ロッジ👉尾瀬桧枝岐温泉観光協会【外部リンク】
② 登 山 口 |
![]() ③ |
③登山口からほどなく分岐。[燧ヶ岳4.5km/三条の滝3.0km、温泉小屋、渋沢温泉小屋/御池0.5km]道標
道標の指す「燧ヶ岳」方面へ進む
![]() ④木道とごろごろとした岩の登り道が交互に続く。 樹林の中をひたすら登っていくと湿原に出ます。 |
← 広 沢 田 代 |
![]() ⑤しばらく進んだ道中から振り返って広沢田代を望む。さらに登ったところから振り返ると会津駒ケ岳が見えた。 |
![]() ⑥木の階段を登りつめるとやっと燧ヶ岳の頂上部分が見えてきました! ここからもう一つ丘を越えると熊沢田代。 山頂はまだ先です。 |
⑦ 熊 沢 田 代 |
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朝 は 清 々 し い ! |
![]() ⑧熊沢田代を過ぎれば山頂までもう一ふんばり! |
![]() ⑨燧ヶ岳(俎嵓まないたぐら)山頂! 標高2346.2m◬2等三角点 (基準点名:燧岳)と石祠が3基。露岩の山頂はそこそこの広さ。360度の展望! |
俎嵓から柴安嵓へ向かう(一旦、鞍部まで下りてそこからまた登り)
![]() ⑩俎嵓と柴安嵓の鞍部から 鞍部より振り返って俎嵓を望む 次に向かう柴安嵓を望む |
⑪ ▲ 柴 安 嵓 山 頂 ! |
![]() 燧ヶ岳の最高地点 柴安嵓は福島県で一番高い頂。 東北地方においても一番高い! しかし、この日は西から北にかけて雲が多く、 そちらの方面の展望は芳しくなかった。 |
燧ヶ岳の柴安嵓(しばやすぐら) 標高2356m 三角点は無い。標高は俎嵓より10m高い。360度の展望。
俎嵓よりも広い山頂。墓石のような山頂碑が設置されている。
下山開始。温泉小屋道を下って、温泉小屋から三条の滝→燧裏林道を通って御池まで戻ろうと思ったのですが・・・・・。
![]() ⑫温泉小屋道は廃道となっていました。 「見晴をまわって下さい」と石に書かれている。と、いうことで 見晴新道で見晴まで下りそこから温泉小屋へ回りました。 地図にはまだ温泉小屋道が記されているものもあるので注意。 |
![]() ⑬ ⑭ ⑬分岐[尾瀬沼6.5km/見晴0.6km/燧ヶ岳3.5km]の道標。見晴へ。 ⑭[見晴休憩所、野営場/見晴]分岐。見晴へ。 |
![]() ⑮ ⑯ ⑮見晴に到着!小屋がたくさん並ぶ! ⑯小屋が並ぶ道を抜けると尾瀬ヶ原に出ます。 ここから温泉小屋へ向かいます。 案内図板あり。 (角に弥四郎小屋 COFFEE SPOT) |
▓ 見晴にある山小屋の各公式ホームページ ▓
【外部リンク】
⑰ 温 泉 小 屋 方 面 へ |
![]() 燧ヶ岳の西麓、尾瀬ヶ原の東端に、見晴から温泉小屋へ続く木道が南北に通る。 |
![]() ⑱温泉小屋・元湯山荘・ 温泉小屋道は 公衆トイレ・無料休憩所が並ぶ 廃道となっています |
【外部リンク】 温泉小屋公式ホームページ ・ 元湯山荘ホームページ(←休業中2023年)
三条の滝を見て、そこから御池へ戻ろうと計画していたのですが、柴安嵓から直接温泉小屋へ下りる温泉小屋道が廃道となっていたため、見晴新道で見晴をまわって来たのでタイムロス。この先、御池までまだまだ道のりがあるし時間もかかるので、三条の滝は諦めました。
![]() ⑲ ⑳ ㉑ ⑲[三条の滝1.5km・ 渋沢温泉小屋/御池7.1km/見晴小屋0.8km]分岐。御池へ向かう。 ⑳沢を幾つか渡ります(段吉新道) ㉑[三条ノ滝1.2km・渋沢温泉小屋/御池5.5km/尾瀬ヶ原(見晴)3.9km]分岐。御池へ。ここから燧裏林道。 |
![]() ㉒ ㉓ ㉒吊り橋を渡る ㉓[渋沢温泉2.3km/御池3.3km/尾瀬ヶ原(見晴)6.1km]分岐 |
このまま真っ直ぐ御池の方へ進むと、すぐのところに天神田代。
㉔ 横 田 代 池 塘 が 2 つ |
![]() 天神田代からは、西田代→横田代→ノメリ田代 →上田代→姫田代等の湿原を経て御池へ。 |
![]() ㉕ ㉖ ㉕やがてしっかりとした木道となります。(御池田代)ココまで来れば駐車場までもう少し! ㉖「上写真③」と同地点。ゴールの駐車場はもう目前。 |
道 中 の 花 々 さ す が に ニ ッ コ ウ キ ス ゲ は も う 咲 い て い な い |
![]() |
8 月 中 旬 |
登山ルート
御池→俎嵓→柴安嵓=約3時間20分 柴安嵓→見晴→温泉小屋→御池=約5時間50分
御池P (¥1000、広い) 登山口は駐車場に入ってその一番奥にあります。P入口そばには国民宿舎御池ロッジ(日帰り入浴可)。
↓約1分 木道
[燧ヶ岳4.5km/三条の滝3.0km、温泉小屋、渋沢温泉小屋/御池0.5km]分岐
↓約50分
広沢田代 広い湿原 池塘たくさん
↓約40分
熊沢田代 広い湿原 池塘2つ
↓約1時間30分
◬[燧ヶ岳]俎嵓
↓約20分
▲[燧ヶ岳]柴安嵓
↓約1時間50分 柴安嵓を10分ほど下った所にある温泉小屋への道(温泉小屋道)は廃道となっています。
↓ したがってそのまま見晴新道で見晴へ下りました。ごろごろとした岩の急坂下り。やがて樹林の中の道。
[見晴0.6km/尾瀬沼6.5km/燧ヶ岳3.5km]分岐 ひとまず麓に下り立つ
↓約10分 ここから木道。緩~い下り道。樹林の中。
見晴 小屋がたくさん。第2長蔵小屋・原の小屋・檜枝岐小屋・尾瀬小屋・弥四郎小屋・燧小屋、少し離れて見晴休憩所・キャンプ場・公衆トイレ
↓約40分 湿原の中の木道。20分ほど進んだ所に東電小屋のほうへ行く分岐がありますが、そのまま真っ直ぐ温泉小屋の方へ。
温泉小屋 温泉小屋、元湯山荘、公衆トイレ、無料休憩所があります。
↓約5分
[御池7.1km/三条の滝1.5km・渋沢温泉小屋/見晴小屋0.8km]分岐
↓約45分 段吉新道。樹林の中。いくつか沢を渡ります。(三条の滝をまわって行く場合は約1時間50分かかります)
[御池5.5km/三条ノ滝1.2km・渋沢温泉小屋/尾瀬ヶ原(見晴)3.9km]分岐
↓約1時間 ここから御池までは燧裏林道を進みます。樹林の中の道です。途中、燧橋という吊り橋を渡ります。
[御池3.3km/渋沢温泉2.3km/尾瀬ヶ原(見晴)6.1km]分岐 (天神田代の少し手前)
↓約1時間20分 御池の方へ少し進むと天神田代。そのあと西田代、横田代、ノメリ田代、上田代、姫田代、御池田代などの湿原を経て御池P
御池P
●日帰りでこの周回ルートは疲れた! 山頂からの往復がちょうどよかったかも。
●登ってきた道で下山すれば御池まで3時間弱くらいだと思います。
●御池からシャトルバス(片道¥530)に乗って沼山峠休憩所まで行き、そこから登るというルートもあります。
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帰りの温泉は窓明の湯に寄ってみました 尾瀬沼のページへ
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近くの道の駅【外部リンク】
➔ 道の駅尾瀬桧枝岐(国道352沿い)
他、途中にある道の駅【外部リンク】
➔ 道の駅番屋(国道352沿い) 道の駅たじま(国道121沿い) 道の駅湯の香 しおばら(国道400沿い)