日帰り登山へGO!Ⅱ > 長野県の山 > 入笠山 (沢入登山口から登る!)
入笠山 nyuugasa-yama 標高1955.4m 2等三角点 日本三百名山 360度の展望 | |
駐車場から山頂まで約1時間30分 | 長野県諏訪郡富士見町/伊那市 地図リンク→地理院地図 |
にゅうがさやま。赤石山脈(南アルプス)北部に位置する。山の上部に広がる隆起準平原には入笠湿原・花畑・大阿原湿原があり、春から夏の季節にはカタクリ・レンゲツツジ・スズラン・ヤナギラン等の花が多く咲く。隆起準平原面から円錐状に突出した丘状の山頂には2等三角点が設置され、360度の大展望が広がり、八ヶ岳・奥秩父連峰・富士山・赤石山脈(南アルプス)・木曽山脈(中央アルプス)・御嶽山・飛騨山脈(北アルプス)を見渡すことができる。山の北東側は観光化され、富士見パノラマリゾートがあり、冬はスキー場、春から秋にかけてはマウンテンバイクの競技場として、また、山麓から入笠湿原の近くまでゴンドラが敷設されているのでハイキングや登山にも利用される。地名辞典等では「にゅうがさやま」と記されているが、現地の観光案内やパンフレットには「にゅうかさやま」と記される。 | |
中央自動車道諏訪南→I.C.を下りたところの信号を右折し、国道20へ向かう。→[諏訪南I.C.入口]信号を左折し、国道20に入る。→[富士見峠]信号(歩道橋があるところ。入笠山への案内看板あり。)を右折→ここから入笠山へと向かう道になります(そのまま道なりに真っ直ぐ進む)。→入笠山を指す青い看板に従い進んでいくとカーブの続く坂道となり、やがて沢入登山口駐車場に到着(下の写真①)。 地図リンク→グーグルマップ |
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2012.9.蟄虫坏戸
①沢入登山口駐車場 ここから御所平登山口までの車道(林道入笠線)は マイカー規制がしかれていました。 駐車場は結構広く、40台くらい停められそうです。 トイレや案内図板もあり、登山口の道標も立っていて分かりやすい。 |
③沢入登山口 ④道中はこんな感じです ⑤カモシカ発見! |
カモシカは牛みたいだった。ウシ科ですからね。
【雑学】カモシカは、信州・東北ではアヲシン、甲州ではアヲシカと呼ばれていました。
よく整備された登山道でした。道中樹林帯の中で、山頂まで展望は無し。しかし、鹿やカモシカが見れて良かった。
⑥ 鉄 扉 |
森林の中に忽然と姿を現す黒い鉄扉! 異次元への入口か!? ただの鹿除けの鉄扉でした。 写真にはよく写っていないのですが 扉の左右にはしっかりとネットが張られ、 鹿の侵入を防いでいます。 確かに、ここに来るまでカモシカ以外にも たくさんの鹿と遭遇。 扉は左右に開閉するタイプのもので、 思った以上にスムーズに開きました。 通り抜けたら扉を閉めるのを忘れずに。 |
ここを過ぎるとすぐに入笠湿原です!
⑦ 入 笠 湿 原 |
入笠山山頂方面へ進む |
入笠湿原に入ると、入笠山頂方面とゴンドラ山頂駅方面との分岐点があります(道標あり)。
入笠山頂方面に向きを変えると進行方向に、やまびこ荘が見えます。
入笠湿原を出る時も黒い鉄扉があり、そこを抜けると山彦荘。未舗装の林道に出ます。
⑧ 入 笠 湿 原 を 俯 瞰 |
山彦荘の前から湿原を見下ろす。 (写真中央の木の辺りが、上写真⑦の地点) あいにく今の時期、花は見られませんでしたが、 5月~8月頃は様々な花が見れるようです。 山彦荘前に案内図板、近くにトイレあり。 山彦荘ホームページ 【外部リンク】 |
⑨入笠湿原を出たら未舗装の林道に出ます。山頂方面へ向かって少し進むと 遊歩道入口の道標が立っているのでそこから遊歩道を歩いていきます。 しばらく進むと再び林道に出て (道標・案内図板あり。[入笠山登山口(御所平峠)/大阿原湿原/入笠湿原]分岐点)、 そこからは舗装された林道を3分位進むと御所平峠です。 |
⑩林道を進んでいくと進行方向右側にマナスル山荘、左側に御所平峠登山口(駐車場)が あります。(入笠湿原から約10分)ここに来る少し手前にトイレあり。登山バッジはマナスル山荘新館 (本館の隣り)にて購入。御所平峠は入笠山北隣の大沢山との鞍部に位置し、標高1791m。 マイカー規制のしかれていない時期および杖突峠方面から車で来た場合は、ここまで車で来て 山頂まで僅か30分の観光登山ができます。 |
【外部リンク】
※マナスル山荘本館は、2023年4月からヒュッテ入笠という名前に変わりました[ヒュッテ入笠ホームページ]
⑪登山口から少し先へ進むと、鹿除けの網があります。この網は棒を少しずらしてくぐり抜けます。 そこを通過し、暫らく進むと岩場コースと岩場回避コースとの分岐に当たります (道標アリ:山頂まで岩場コース10分・岩場回避コース15分)。岩場コースで山頂へ向かう。 岩場コースといっても、ちょっとだけ急な露岩を上がる所があった程度のものでした。 |
⑫入笠山山頂! 標高1955.4m◬2等三角点(基準点名:入笠山) 展望盤があります。 山頂は広く、360度見渡せる大パノラマ! 八ヶ岳・奥秩父連峰・富士山・南アルプス・中央アルプス・御嶽山・北アルプスなど等。 (御所平登山口から入笠山山頂まで約25分) (基準点名:入笠山) |
入笠山山頂からの展望!
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山頂からの下山は、首切登山口へ下り、八ヶ岳ビューポイントを回ってから入笠湿原、沢入登山口駐車場へと戻るルートをとりました。
⑬ 首 切 清 水 方 面 へ 下 山 |
山頂から首切清水・大阿原湿原方面へ下り始めるとスグに 入笠湿原への分岐があります (この入笠湿原への道は岩場回避コースの道です)。 そのまま首切清水方面へ下山。 |
⑭ 首 切 登 山 口 |
山頂から約20分で首切登山口に到着。 道標・案内図板あり。[入笠湿原/大阿原湿原/入笠山山頂]分岐点 ここから舗装された林道歩きで入笠湿原方面へ。 (大阿原湿原方面へちょっと進むと首切清水があるのですが 寄るのを忘れてしまいました。ちなみにここから大阿原湿原までは約20分です。) |
⑮八ヶ岳ビューポイントに到着。ベンチと案内図板があります。首切登山口から約10分 |
⑯[入笠山登山口(御所平峠)/大阿原湿原/ 入笠湿原]分岐点に到着。 (上写真⑨の右側の写真の地点) 八ヶ岳ビューポイントから約10分。 ここからは、朝に通ってきた登山道を 沢入登山口駐車場まで戻りました。 |
登山ルート 行き=1時間30分 返り=1時間30分(行きと同じ道で戻る場合はたぶん約1時間で下山)
沢入登山口駐車場 (広い駐車場。40台くらい停められそう。トイレあり。) 写真①②
↓約55分 写真③④⑤⑥
入笠湿原(分岐[入笠山頂/ゴンドラ山頂駅/沢入登山口]) 写真⑦⑧
↓約2分
やまびこ荘 (近くにトイレあり。飲料自販機もある。)
↓約5分 未舗装の林道を少し歩いたあと遊歩道を歩く。 写真⑨左
分岐[入笠山登山口(御所平峠)/大阿原湿原/入笠湿原] 舗装された林道に出る。 写真⑨右
↓約3分 舗装された林道歩き。(御所平峠登山口に至る手前にトイレあり。)
御所平峠登山口 道を挟んで反対側にマナスル山荘。そばにある紅葉軒は営業していませんでした。
(駐車場・道標・案内図板あり。) 写真⑩
↓約15分 途中、鹿除けの網を抜ける。 写真⑪左
分岐[岩場コース/岩場回避コース] (道標あり) 写真⑪中
↓約10分 岩場コースを行きました。(岩場回避コースの場合は約15分で山頂) 写真⑪右
◬入笠山山頂!1955.4m 2等三角点・展望図盤あり。山頂は広く、360度の大パノラマ。 写真⑫⑬左
[入笠山登山口(御所平峠)・入笠湿原方面/首切清水・大阿原湿原方面]分岐点
↓約20分 首切清水方面へ周って下りてみました。 写真⑬右
首切登山口 [入笠湿原/大阿原湿原/入笠山山頂]分岐点。(道標・案内図板あり) 写真⑭
↓約10分
八ヶ岳ビューポイント (案内図板・ベンチあり) 写真⑮
↓約10分
分岐 [入笠山登山口(御所平峠)/大阿原湿原/入笠湿原] 写真⑯⑨右
↓約5分 ここからは朝通ってきた道。入笠湿原~沢入登山口への登山道で戻ります。
やまびこ荘
↓約1分
入笠湿原(分岐[入笠山頂/ゴンドラ山頂駅/沢入登山口]) 写真⑦
↓約45分
沢入登山口駐車場に到着! 写真①②
花のシーズンは終わり、紅葉シーズンにはまだもうちょっと先というこの時期に行ってみたのは、すいていそうだったから。しかし、登山者はそれなりにいましたな。朝ガラガラだった駐車場が、下山してみたら満車に近い状態でした。道中ではそんなに人とすれ違ったりはしなかったのですが。それよりも、行き帰りの道路がほとんど混雑していなかったのはなによりでした。話が後になりましたが、山頂からの展望は素晴らしいです! 2012.9.
日帰り登山Ⅱのページ 帰りの立ち寄り湯
入笠山の山バッジ
八ヶ岳の横岳山頂から入笠山を見る!(‘横岳からの眺望!写真’の中央アルプス方面パノラマ写真参照)
近くの道の駅【外部リンク】
➔ 道の駅信州蔦木宿
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