守屋山へ日帰り登山!諏訪大社上社の御神体山。山頂からの展望も良し!〈長野県〉

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守屋山 moriya-san 標高1650.6m 1等三角点  諏訪大社上社の御神体山
駐車場から山頂まで約1時間50分 長野県茅野市/伊那市(旧、高遠町)  地図リンク→ 国土地理院地図
もりやさん。諏訪湖の南、赤石山脈(南アルプス)の最北端に位置する。北東麓にある諏訪大社上社の御神体山。山上部は東峰と西峰の2峰に分かれ、東峰に守屋神社奥ノ宮の石祠、西峰に1等三角点が設置されている。両峰とも山頂からの展望は素晴らしく、美ヶ原~霧ヶ峰~八ヶ岳連峰~南アルプス(赤石山脈)~中央アルプス(木曽山脈)~北アルプス(飛騨山脈)、眼下には諏訪湖が望める。
中央自動車道諏訪→国道20号(諏訪バイパス)で茅野方面へ→国道152号(杖突街道)で高遠方面へ→やがて市街地を離れ、山間へと入ってゆく。→カーブの連続する道となり、杖突峠の「峠の茶屋」(晴ヶ峰展望台)を通り過ぎ、さらに先へと進んで行くと、晴ヶ峰カントリークラブの入り口が左に見えてきます(茶色い看板)。その反対側に広い駐車場があります。トイレ無し。(杖突峠の「峠の茶屋」の駐車場に公衆トイレがあります。) 地図リンク→ グーグル地図

2009.11.金盞香






晴ヶ峰カントリー倶楽部の入り口の反対側に広い駐車場があります。
駐車場の入口付近に「守屋登山口」バス停(JRバス)があったのですが、季節運行のようです。

駐車場

広い駐車場の横にアジア風の建物が建っています。
トイレはありません。
ここから守屋山の東峰まで約1時間20分!
東峰から西峰まで約30分!

駐車場から少し奥へ入った所に「守屋山登山道」の標識があります(ここで道は二股に分かれている)
左の方の道へ入り、そこそこ急な登り坂を登っていきます。
この先、守屋山東峰山頂まで樹林帯の中で、遠景は望めません。

駐車場から一通り登ると林道に出ます(駐車場から20分程の所)。
この林道を横切ると右手にモンゴル風の建築物が見え、そのまま道なりに進んで行きます。しばらくなだらかな道が続き、そのあとは山の斜面を横切る感じの緩い下り道となり、再び林道に出ます(下の写真⑤)。

⑤再び林道を横切る
(道標アリ)

⑥林道を横切り、少し下ると木道になり、ザゼンソウ群生地を
抜けると広い空間に出て、目前に避難小屋が見えてきます
(アカエ沢源頭付近)。「守屋山登山道」の標識に従い進むと
「守屋山登山道入口」と書かれた大きな道標の前に出ます
(下の写真⑦)。








この辺りは広場になっていて避難小屋、東屋とテーブル・ベンチが多数あります。
トイレも簡易式のものが一応、ありました。

⑧避難小屋のある広場を抜け、道標に従い進んで
行くと、少しづつ急坂となって行きます。
「がんばれ ここは胸突坂 東峰まであと10分」と
書かれた看板のところまで来たら、東峰まで
もう一息!(霧氷に覆われた木々が、びっしりと立ち並ぶ中を
進むのは、なかなかイイ感じでした。)

⑨急坂を登り終えると目の前に
 守屋山東峰山頂が見えて
 きます!(急坂を登り終えた辺りに、立石口への分岐アリ。)








標高1631.2m
山頂は小広く、展望案内盤があります。

視界の利く日なら、360度の素晴らしい展望が得られるはずなのですが、雲が・・・。しかし、霧氷の景色が美しかったのでまあ、良しとする。
諏訪湖は見えました。


ちょっと休憩したあと西峰へ向かう。
( 守屋山の最高点で、1等三角点があるのは西峰のほうです。)







←東峰から西峰のほうへちょっとだけ下りたところにあります。石で出来た小祠です。

ここから西峰のほうへ進むとスグに「守屋神社(古屋敷)」への分岐があり、そこを過ぎると、軽い下りと上りが連続する道となります。








カモシカ岩
「よくこの岩の上にカモシカが立ちます」と書かれた看板があります。
(ちょうど、東峰と西峰の中間辺り)







守屋山山頂小屋は小さな避難小屋。
中は小奇麗に、きちんと管理された小屋でした。
山頂はすぐ目の前です!





西


標高1650.6m
1等三角点(点名:守屋山)
地図上の守屋山山頂はこちらの峰です。

小広い山頂で、視界が利けばこちらも展望はかなり良いはず
(あ~あ、雲が。しかし、さっきより雲は薄くなってきた。小屋で晴れるのを祈りつつ休憩。小屋の中にあった温度計はマイナス1度。)
とりあえず、守屋山西峰からのパノラマ展望。

守屋山西峰からの展望 (山座同定)
 写真クリックで拡大 拡大された写真をクリックするとさらに拡大します 

下山は、往路を戻りました。東峰まで引き返す間に陽がだいぶ射してきて、気温も少しづつ上昇。頭上の枝からはひっきりなしに霧氷がぱらぱらと凍ったまま落ちてきて、登山道は真っ白な小石が敷き詰められたようになり、なかなか綺麗でした。さっきより展望が利くようになっているのを期待しつつ戻る。

守屋山東峰からの展望 (山座同定)
 写真クリックで拡大 拡大された写真をクリックするとさらに拡大します 

360度展望!北アルプスの峰々にかかっていた雲はすっかり取れたが、八ヶ岳連峰は雲がかかったまま

八ヶ岳連峰は全体的に山上部に雲が被さっていたのですが、はじめより若干雲が薄くなる。

登山ルート 往(東峰を経て西峰まで)=約1時間50分   復=約1時間25分

駐車場 広い。トイレ無し。 写真②
↓約40分 写真③④⑤⑥      ↑約30分
避難小屋 周辺は広場となっています。東屋の他、テーブル・ベンチも多数あり。一応、簡易式トイレもあります。 写真⑦
↓約45分 写真⑧⑨         ↑約30分
守屋山(東峰)山頂! 標高1631.2m 展望案内盤があります。 写真⑩
↓約25分 写真⑪⑫⑬⑭      ↑約25分
守屋山(西峰)山頂! 標高1650.6m こちらの峰に1等三角点があります。 写真⑮

もっと、もっと素晴らしい展望を期待して行ったのですが、あいにく天気のほうが今ひとつ。帰る頃には晴れてきて雲もだいぶ取れ、このままいけば雲はすっかり消えるのではと思われたのですが、もう十分山頂で長居してしまったので下山。隅々まで視界が行き渡る日なんかは本当に最高の展望だろうな。いつか、また来よう。 2009.11.


花の百名山
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諏訪か茅野の温泉が近いです

登山バッジは無し

八ヶ岳の横岳から守屋山を望む

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